CGC活動報告

食育事業「第17回親子料理教室」が開催されました。

更新日:2014年10月25日

 平成26年10月25日(土)に竃k海道シジシー2階調理室において「親子料理教室」が開催されました。
小学校1〜6年生の児童とその保護者ペア7組14名が参加しました。

 今回の料理教室は「トモエ親子手作りみそ作り教室」と題し、福山醸造鰍ニの共催で行われました。
まずはこの日の講師、福山醸造鰍フ斎藤勝昭さんから、おみそについて歴史や種類、栄養素などを学びました。
おみそは美味しいだけでなく、様々な病気の予防にも効果的であるという部分では児童よりも保護者の方が興味深げに聞いていました。

 次は調理室に移動して、いよいよおみそ作りが始まります。
その前にあらかじめ茹でてあった大豆を一粒みんなでパクリと食べたところ、少しの苦みと柔らかい甘みが口に広がりました。
まずは大豆をビニール袋につめて、のし棒や手のひらで潰していきます。調理室中に元気よく大豆を叩く音が響きます。
潰した大豆を樽に移し、こうじと塩、水、そして酵母をいれて手で混ぜていきます。
この段階でのおみそは大変塩気が強いのですが、熟成させることによりまろやかな味に仕上がるそうです。
よく混ぜて持ち帰り用の白い樽に詰め替えたら完成です。

 参加者はラベルに名前や日付などを書き込み、福山醸造鞄チ製の可愛らしいシールとともに樽に貼ります。
見た目もとても楽しいみそ樽の完成です。
このおみそはすぐ食べることはできません。代わりに福山醸造の白井さんが作ってくれた「ミルクみそ汁」を試食しました。
牛乳の味の中にキャベツやベーコンのうまみ、おみそのコクと和洋折衷の美味しいおみそ汁でした。今回はおにぎりと一緒に食べましたが、パンにもピッタリな味です。
おみそは幅広くお料理に使えると参加者は納得していました。
今日作ったおみそは来年の春ごろ食べられるそうです。これから寒い季節を迎えますが、雪解け後の楽しみが一つ増えたようです。

第17回親子料理教室 第17回親子料理教室 第17回親子料理教室 第17回親子料理教室
第17回親子料理教室 第17回親子料理教室 第17回親子料理教室 第17回親子料理教室

食育事業「第24回親子工場見学会」が開催されました。

更新日:2014年08月11日

 平成26年8月11日(月)に千歳市泉沢の北海道キッコーマン工場で、親子工場見学会が開催されました。
小学校4〜6年生の児童とその保護者ペア18組36名が参加しました。

 工場ではおしょうゆ博士から、おしょうゆの原料や製造工程などについて説明を受けました。
おしょうゆは大変身近な食品ですが、その製造には時間と手間がかかることがわかり、児童も保護者も食卓に欠かせない食品であることを再認識したようです。
熟成したもろみからおしょうゆを絞る体験では、児童がもろみをしぼるたびに、強い香りが参加者の鼻をくすぐりました。
この香りには300種類以上の香りが含まれているそうです。

 工場見学では「もの知りしょうゆ館」でおしょうゆやキッコーマン食品鰍フ歴史を学びました。
中でもしぼったしょうゆに火入れをするための釜は、児童達が何人も入りそうな大きさです。普段の生活では見ることのできない古い道具に児童達は見入っていました。

 昼食の後は、用意された3種類のおしょうゆを舐め比べて、種類を当てる「利きしょうゆ体験」です。
微妙な味の違いを見極めるため、参加者は味だけではなく、匂い、色など様々な角度からおしょうゆを見比べていました。
おしょうゆ博士から正解を聞くたびに歓声が上がりました。
普段何気なく手にすることが多い食品ですが、濃い茶色の液体には沢山の手間を時間、そして美味しい秘密が隠されていることがよくわかった一日でした。

第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会
第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会 第24回親子工場・農場見学会

食育事業「第23回親子工場・農場見学会」が開催されました。

更新日:2014年08月05日

 平成26年8月5日(火)に札幌市東区の福山醸造鰍オょうゆ工場で、親子工場見学会が開催されました。
小学校1〜6年生の児童とその保護者ペア13組26名が参加しました。
まず主催・共催両企業の挨拶で始まりました。工場見学の前に、しょうゆの原料や製造方法などについてDVDと担当者の説明を聞きました。
しょうゆには添加物が入っていないという説明には驚きつつも、普段、食卓に必ずある食品の安全性に安心した様子もうかがえました。また福山醸造の歴史や屋号「トモエ」などの説明にも参加者は興味深く聞いていました。

 古い、昔のお金や大正時代につくられた看板など貴重なものが並ぶ資料室を見学したあとは、いよいよしょうゆ工場を見学します。
この工場は2004年10月、同じ地域にある工場・記念館群とともに「北海道遺産」に選定されており、とても重厚にそびえたっています。
中に入ると、家庭で感じるより何倍も強いしょうゆの匂いに歓迎されました。実際にしょうゆが製造、梱包される様子に参加者は見入っていました。

 工場見学の後はしょうゆしぼり体験です。エプロン、キャップ、ビニール手袋をつけ用意万端で、まずはもろみからしょうゆを絞り出します。
絞り出したしょうゆはろ過した後に専用の瓶に詰めて、ふたをします。パチンというふたをした音が響き、生醤油の完成です。
途中でしぼったしょうゆの味見をした参加者は大豆の風味がしっかり利いた味を楽しみました。
しぼり終わったしょうゆは冷蔵庫で約2週間日持ちするそうです。しょうゆの新鮮さを生かしたお料理が早速食卓に並んだことでしょう。

第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会
第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会 第23回親子工場・農場見学会

食育事業「第22回親子工場・農場見学会」が開催されました。

更新日:2014年07月30日

 平成26年7月30日(水)、第22回親子工場・農場見学会が行われました。
参加者は小学校4年生〜6年生とその保護者の合計19組38名で、カルビー千歳工場見学といも栽培農場(伊達)へと向かいました。
カルビー千歳工場では工場の担当者による丁寧な説明のもと、ジャガイモがポテトチップに加工されていく様子を見学しました。
製品が出来ていく過程はもちろんのこと、製品にならない部分なども家畜のエサに再利用されるなど無駄のない活用法や、工場の中で働く人が200人以上いることなど幅広いお話に参加者は聞き入っていました。 

 場所を移動し、カルビー担当者による食育の授業が始まりました。
ポテトチップスに使用されている塩分やパッケージの記載内容などについて、熱心にメモを取りながら聞く児童も多く見られました。
工場内で着用している作業服を試着する場面では数名の児童が元気よく手を挙げ、このうち2名が担当者に手伝ってもらいながら試着を行いました。
カルビー社員食堂が用意してくださった昼食はなんとバイキング。沢山の野菜やお肉、お魚、デザートまで食べてお腹一杯になって芋栽培農場へ向かいます。
バスの中では、工場見学や食育の授業で学んだ中からクイズが出され、全問正解した参加者からは歓声が上がりました。

 農場では今年も沢山のジャガイモが参加者を待っていました。今回掘った品種は「とうや」で、掘り進めると大きなおいもがゴロゴロと出てきます。
中にはおいもと自分の握りこぶしと大きさを比べる児童もいました。
持ち帰ったジャガイモはそれぞれの家庭でどんな料理に変身したのでしょうか。この日吸収した沢山の知識とともにお披露目されたに違いありません。

第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会
第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会 第22回親子工場・農場見学会